作編曲レッスン2「音程」-Ⅰ

音程(おんてい)というものを学びましょう。

音程、つまりは音の隔たりのことです。ある音同士の距離がどれだけ離れているか、それを音楽では「 ◯ 度離れている」「 ◯ 度音程(○どおんてい)」と言います。

ひとつ上の音との音程を2度、もう一つ上にいくと3度となります。上図の例でいいますと、ドのひとつ上の音はレでありますので、「ド・レ」の関係は2度ということになります。ひとつ飛ばしの「ド・ミ」は3度音程ですね。また、ある基準の音から8度行くと同じ音名の音になりますね。それを特別にオクターヴと呼びます。”Octave” この接頭辞であるOctoはラテン語由来の「8」を意味する言葉です。

ポピュラー音楽では、基本的には13度まで表すことがあります(10度と12度はあまり使いません)。例えば上記の例では「ド」の音から始めましたが、もちろん「ソ」を基準としたら下図のようになります。

ひとつ上の音が2度と学びましたね。では、同じ音同士は何というでしょう。

答えは、そのまま「同度」と表します。

いままでは上への音程関係をみせましたが、もちろん下方への音程も同様に表せます。

それでは、いくつか音程に関するクイズを出します

次は、もう少し踏み込んだ音程関係のお話になります