ジャズの世界には、スタンダードナンバーと呼ばれる全世界で広く演奏される曲が数多くあります。その曲たちを知っていれば、どこにいても誰とでも演奏ができるのです。
数百を超える中から生徒の方に合わせて選曲し、次第に難易度の高い曲も弾きこなせるようレッスンを進めていきます。また、並行して、生徒さん自身が演奏したい曲も練習します。ジャズギターとは謳っていますが、ボサノヴァやそれ以外の曲でももちろん大丈夫です。
ジャズの演奏において重要なものは順に
- リズム / フィール の正確さ
- フォーム (曲の構成)の把握 / 提示
- 適切な音を弾けているか
と言われています。それらをバランスよく学んでいきましょう。
初めは、ひとつの調に収まっているスウィング曲やブルースから。次第に、転調を含む曲、モード曲、複合拍子のものに触れていきます。
ギタリストはメロディとコンピング(伴奏)の両方を担当します。
メロディでは
- 正しいリズム / フィールで弾けているか
- ダイナミクス(強弱)があるか
- アドリブ時にフォームを把握できているか、演出できているか
- コードに対して良い音を使えているか
コンピングではさらに
- 演奏に対して適切なコンピングかどうか
- コードヴォイシング
を意識しながら弾かないといけません。
学ぶことは多いですが、その先に望む音楽の世界が待っています。